売れる商品を作る「マーケティング・リサーチ」と商品企画
「作ったけど売れない」を、もう繰り返さない。 思い込みの商品開発から卒業する。顧客の声(VoC)からヒットの種を見つけ、「売れるべくして売れる」商品を作る技術。
講座の背景と目的
「社長の思いつきで作った商品が、倉庫の山になっている」「技術的には自信があるのに、なぜか売れない」。 多くの中小企業の商品開発は、作り手都合の「プロダクトアウト(思い込み)」で進みがちです。しかし、モノが溢れる現代において、顧客のニーズを無視した商品は市場から見向きもされません。
本講座では、大手企業のような巨額予算をかけずにできるアンケート調査、SNS分析、競合調査の手法を学びます。顧客さえ気づいていない潜在ニーズ(インサイト)を探り当て、「誰の・どんな悩みを解決するのか」というコンセプトを磨き上げることで、失敗のリスクを最小限に抑え、ヒット率を高めるスキルを養います。
本講座の3つの特徴
1. 【低コスト】お金をかけないリサーチ術
リサーチに数百万円をかける必要はありません。Googleフォームを使ったWebアンケート、SNS上の書き込み(クチコミ)分析、公的データの活用など、中小企業でも今日から無料で始められる情報収集テクニックを紹介します。
2. 【インタビュー】「本音」を引き出す技術
「欲しいですか?」と聞いて「欲しい」と言われても、実際には売れません。顧客は自分の本当の欲求を言語化できないからです。表面的な建前ではなく、購買行動の裏にある「なぜ?」を深掘りする「デプスインタビュー」の技法を学び、真のインサイト(購買動機)を発掘します。
3. 【コンセプト】「誰に・何を」を鋭くする
リサーチ結果を、ただのデータで終わらせません。「ペルソナ(たった一人の架空の顧客)」を設定し、「誰の、どんな負(不満・不安)を、どうやって解決する商品か」という商品コンセプト(USP)に落とし込みます。開発に着手する前に「売れる設計図」を完成させます。
受講後の成果(学習目標)
- 脱・思い込み: 「たぶん売れるだろう」という主観ではなく、客観的なデータ(根拠)に基づいて企画書を作成できる。
- 顧客視点: 徹底した「マーケットイン(顧客起点)」の開発プロセスが定着し、独りよがりな商品開発を防げる。
- リスク低減: 本格的な量産や投資を行う前に、テストマーケティング(試売)で反応を見る手法を習得できる。
開催概要
- 対象者:
- 商品企画、開発、マーケティング担当者
- 新規事業を立ち上げるプロジェクトリーダー
- 「技術力はあるが企画力がない」と悩む製造業の方
- 学習時間: 6時間(1日コース)
- 参考価格:
- 受講料目安(一般参加): 25,000円 ~ / 名(6名様以上)
標準カリキュラム
- プロダクトアウト(作る)とマーケットイン(売れる)
- なぜ「良いもの」が売れないのか
- 失敗する商品開発の共通点(顧客不在)
- お金をかけないマーケティング・リサーチ手法
- 定量調査(アンケート)と定性調査(インタビュー)の使い分け
- 競合商品分析(ベンチマーク)の見るべきポイント
- 顧客の「不」を見つけるインタビュー技術
- 潜在ニーズ(インサイト)を見つける「氷山モデル」
- 顧客の本音を引き出す「傾聴」と「深掘り質問」
- 【ワーク】ヒット商品のコンセプト設計
- ターゲット設定(ペルソナ)と共感マップ
- コンセプトシートの作成(誰に・何を・どのように)
- テストマーケティングの進め方
- MVP(実用最小限の製品)による仮説検証
- クラウドファンディングの活用事例