御用聞きから卒業!顧客の課題を解決する「ソリューション営業」
「何か新しいものは、ありませんか?」では、もう売れません。 顧客すら気づいていない課題を見つけ、解決策を売る。価格競争に巻き込まれないプロの提案力。
講座の背景と目的
「商品のスペック説明なら完璧なのに、なぜか売れない」「相見積もりでいつも価格負けする」。 インターネットで誰でも情報が得られる今、単に商品の機能を説明するだけの「物売り営業」の価値は暴落しています。顧客が求めているのは、商品そのものではなく、その商品によって実現される「課題の解決」です。
本講座では、顧客の現状(As is)とあるべき姿(To be)のギャップ=「課題」を発見し、それを自社商品でどう埋めるかを提案するソリューション営業の手法を学びます。世界的に実績のあるヒアリング技術(SPIN話法)などを駆使し、顧客のビジネスに踏み込んだ提案ができるプロフェッショナルを育成します。
本講座の3つの特徴
1. 【仮説提案】「ゼロから聞く」をやめる
「何かお困りごとはありませんか?」という質問は、顧客をうんざりさせます。 訪問前に業界動向や顧客のHPを分析し、「御社の課題はおそらくこれではありませんか?」という「仮説」を持って商談に臨む準備力を鍛えます。仮説があるからこそ、顧客は「この人は分かっている」と心を開きます。
2. 【潜在ニーズ】「SPIN話法」で掘り下げる
顧客が口にする「安くしたい」などの要望(顕在ニーズ)を鵜呑みにしてはいけません。 その奥にある「なぜ安くしたいのか?(利益圧迫? 予算削減?)」という真因(潜在ニーズ)を探るための質問フレームワーク「SPIN話法」を習得します。
- Situation(状況質問)
- Problem(問題質問)
- Implication(示唆質問:放置するとどうなるか?)
- Need-payoff(解決質問:解決したらどうなるか?)
3. 【価値転換】機能(Feature)を利点(Benefit)へ
「この機械は処理速度が2倍です(機能)」と言われても、顧客はピンときません。「処理速度が2倍なので、残業代が月10万円削減できます(利点)」と翻訳して初めて価値が伝わります。自社商品の機能を、顧客ごとのメリットに変換して伝えるプレゼン力を磨きます。
受講後の成果(学習目標)
- 脱・価格競争: 「安さ」ではなく「課題解決のインパクト」で評価されるようになり、相見積もりでも選ばれるようになる。
- 関係強化: 単なる「出入り業者」から、経営課題を相談される「ビジネスパートナー」へと関係性が昇華する。
- 成約率向上: 顧客の「買わない理由」を先回りして解消する提案ができるため、失注が減り、成約率が向上する。
開催概要
- 対象者:
- 法人営業(BtoB)担当者、営業リーダー
- ルート営業から提案型営業へスタイルを変えたい方
- ヒアリングが苦手で、一方的に喋ってしまう営業マン
- 学習時間: 6時間(ロールプレイング中心の実践型)
- 参考価格:
- 受講料目安(一般参加): 25,000円 ~/ 名(6名様から)
標準カリキュラム
- 物売り営業とソリューション営業の違い
- 顧客は「ドリル」ではなく「穴」を求めている
- 現状(As is)とあるべき姿(To be)のギャップ分析
- 事前準備で作る「仮説」の重要性
- 3C分析で顧客の市場環境を知る
- 「たたき台(仮説)」があるから対話が弾む
- 課題を引き出すヒアリング技術(SPIN話法)
- 尋問にならないためのクッション言葉
- 顧客に「問題の深刻さ」を気づかせる質問テクニック
- 【演習】顧客課題の発見ロールプレイング
- 実際の営業シーンを想定した模擬商談
- 「聞く:話す」=「7:3」の黄金比率を体感する
- 「機能」ではなく「メリット」を伝える提案
- FAB分析(Feature・Advantage・Benefit)
- 相手の決裁者が「Yes」と言いやすい提案書の構成