成果を最大化する「チームビルディング」と目標共有の技術
ただの「人の集まり」を、勝てる「チーム」に変える。 個人の能力を「足し算」ではなく「掛け算」にする。混乱を恐れず、相乗効果を生み出すチーム運営術。
講座の背景と目的
「メンバーの仲は良いが、成果が出ない」「意見が対立することを恐れて、本音で話せていない」。 多くのリーダーが、チーム運営に悩んでいます。リーダーの役割は、個人の能力を管理することではなく、それらを繋ぎ合わせ、化学反応(シナジー)を起こすことです。
本講座では、チームビルディングの基礎理論である「タックマンモデル」をベースに、チームが成長するプロセスを学びます。単なる仲良しクラブではなく、共通の目標に向かって自律的に動き、成果を最大化する「機能するチーム」を作るための実践ステップを習得します。
本講座の3つの特徴
1. 【理論】混乱期(Storming)を乗り越える
チームには成長段階があります。「形成期」を経て、意見がぶつかり合う「混乱期」を乗り越えて初めて、ルールができる「統一期」、成果が出る「機能期」へと至ります(タックマンモデル)。 多くのチームは、衝突を避けるあまり「混乱期」を経験せず、成長が止まっています。あえて健全な衝突(コンフリクト)を起こし、雨降って地固まるプロセスを意図的に作る手法を学びます。
2. 【ビジョン共有】「旗印」を掲げる
チームを一つにするのは、リーダーのカリスマ性ではなく「共通の目標(旗印)」です。「我々は何のためにここにいるのか?(Purpose)」「どこを目指すのか?(Goal)」というベクトルを合わせるワークを通じ、メンバー全員が腹落ちする目標設定を行います。
3. 【相互補完】凸凹を組み合わせる
「自分と同じタイプ」ばかりを集めても、チームは強くなりません。性格診断や強み発見ワークを用い、メンバーそれぞれの多様な強み(凸)と弱み(凹)を可視化します。互いの弱みを補完し合い、強みを活かし合う関係性(相互依存)を構築します。
受講後の成果(学習目標)
- 現状分析: 自分のチームが今どの発達段階(形成・混乱・統一・機能)にいるかを把握し、次のステージに進むために必要な手が打てる。
- 信頼構築: 表面的な付き合いではなく、本音で意見を戦わせても壊れない、心理的安全性の高い信頼関係を構築できる。
- 相乗効果: 「1+1=2」ではなく「5」にも「10」にもなる、チームならではの相乗効果(シナジー)を生み出せる。
開催概要
- 対象者:
- 課長、係長、チームリーダー
- 新しく発足したプロジェクトチームのマネージャー
- メンバー間の連携がなく、個人商店化しているチーム
- 学習時間: 6時間(ゲームやワークショップ中心)
- 参考価格:
- 受講料目安(一般参加): 25,000円 ~ / 名 5名様以上
標準カリキュラム
- グループ(集団)とチーム(組織)の違い
- メンバーが同じ方向を向いているか?
- 共通の目的、協働の意欲、コミュニケーションの3要素
- チームの発達段階(タックマンモデル)
- なぜ「混乱(喧嘩)」が必要なのか
- ステージ別・リーダーの関わり方(指示型→コーチ型→支援型→委任型)
- 【ワーク】チームの目的・目標の共有
- ワクワクする「旗印(ビジョン)」を言語化する
- メンバー個人の目標とチーム目標のリンク(すり合わせ)
- メンバーの多様性を活かす人材活用術
- 簡易アセスメントによるタイプ診断
- 互いの「取説(トリセツ)」を共有する
- 自律的に動くチームへの変革シナリオ
- 協力型ゲーム(NASAゲーム等)によるチーム体験
- 明日から実践する「チームの約束事(グランドルール)」策定