社長のための「エグゼクティブ・コーチング」と組織対話
「裸の王様」になっていませんか? イエスマンばかりでは、会社は生き残れない。社員の本音を引き出し、自律的に動く組織を作る「聴く経営」。
講座の背景と目的
創業社長やカリスマ経営者に多い「トップダウン型経営」は、決断スピードが速い反面、組織が大きくなるにつれて「社員が指示待ちになる」「悪い報告が上がってこない」「後継者が育たない」という弊害を生みます。
本講座は、指示命令で人を動かすのではなく、対話によって相手の主体性を引き出す「エグゼクティブ・コーチング」のスキルを習得するプログラムです。経営者自身がコミュニケーションスタイルを変えることで、幹部や社員が自ら考え、動き出す「ボトムアップ型組織」への転換を図ります。
本講座の3つの特徴
1. 【脱・武勇伝】経営者のための「傾聴」トレーニング
経営者が陥りがちな「部下の話を遮って結論を急ぐ」「過去の武勇伝を語って説教する」といった癖を矯正します。これらは部下の思考を停止させる最大の要因です。じっくりと耳を傾け、心理的安全性を確保することで、「社長には何を言っても大丈夫だ」という信頼関係を再構築します。
2. 【質問力】「詰める」から「問いかける」へ
ミスをした部下に対し、「なぜ(Why)できないんだ?」と詰問していませんか? これは萎縮を招くだけです。「どうすれば(How)できるようになる?」と未来志向で問いかける技術を学び、部下の視座を経営者レベルまで引き上げ、解決策を自ら考えさせます。
3. 【1on1の実践】後継者を育てる対話の時間
単なる雑談や業務報告の場ではなく、部下のキャリアやビジョンを共有する「1on1ミーティング」の型を身につけます。特に経営幹部や後継者候補との対話を通じて、権限委譲を進め、社長がいなくても回る組織を作るための土台を築きます。
受講後の成果(学習目標)
- 情報の透明化: 社員が萎縮せず、耳の痛い「悪い情報」や「現場の本音」をいち早く報告してくれるようになる。
- 自律型人材: 「社長、どうすればいいですか?」という質問が減り、「私はこうしたいのですが、いいですか?」という提案が増える。
- 事業承継: 幹部に考える習慣がついたことで、安心して任せられる領域が増え、社長は本来の「経営戦略」に集中できる。
開催概要
- 対象者: 経営者、後継者、役員、経営幹部
- 標準学習時間: 6時間(ロールプレイング中心の1日コース)
- 参考価格:
- 受講料目安: 40,000円~ / 名 5名様から
標準カリキュラム
- なぜ今、経営者にコーチングが必要なのか
- 「指示命令型(ティーチング)」と「対話型(コーチング)」の使い分け
- 社員の思考を停止させるNGコミュニケーション(遮断、否定、武勇伝)
- 本音を引き出す「傾聴」と「承認」のスキル
- 「聞く」と「聴く」の違い
- 心理的安全性を高める相槌とペーシング
- 部下の存在を認める承認(アクノレッジメント)の効果
- 視座を高める「問いかけ(質問)」の技術
- 過去思考(原因追求)から未来思考(解決志向)へ
- 視点を変える質問(「もし君が社長だったらどうする?」)
- 拡大質問と特定質問の使い分け
- 【演習】幹部役との1on1ロールプレイング
- 実際の経営課題をテーマにした模擬セッション
- 自身の「口癖」や「表情」へのフィードバック