「指示待ち」を「自走」に変える!管理職のための実践コーチング
教えるだけでは、人は育たない。 部下に自ら考えさせ、答えを出させる。「ティーチング」と「コーチング」を使い分ける対話の技術。
講座の背景と目的
「いちいち指示しないと動かない」「言われたことしかやらない」。 もしそう感じるなら、それは上司が「答えを言い過ぎている」ことが原因かもしれません。正解を教え続けていては、部下は思考停止に陥ります。
本講座は、部下育成に悩む管理職のための実践トレーニングです。知識を教える「ティーチング」と、答えを引き出す「コーチング」を適切に使い分け、部下が自分で考え、行動し、その結果に責任を持つ「自走型人材」へと育てるための対話スキルを習得します。
本講座の3つの特徴
1. 【使い分け】相手の「熟練度」に合わせる
コーチングは万能ではありません。知識のない新人に「どう思う?」と聞いても答えは出ません。新人には「ティーチング(教示)」、業務に慣れた中堅には「コーチング(引き出し)」というように、相手のスキルレベルや状況に合わせた最適な指導スタイル(シチュエーショナル・リーダーシップ)を学びます。
2. 【GROWモデル】思考を整理するフレームワーク
コーチングの世界標準フレームワークである「GROWモデル」を使用します。
- Goal(目標の明確化)
- Reality(現状の把握)
- Options(選択肢の検討)
- Will(意志の確認) この手順に沿って質問を投げかけるだけで、部下の頭の中が整理され、具体的な行動計画が生まれるプロセスを体感します。
3. 【オートクライン】「話す」ことで「気づく」
人は、他人から言われたことよりも、自分で口に出したことに対して納得し、行動しようとします。これを「オートクライン効果」と呼びます。上司が話しすぎず、部下に話をさせるための「聴く技術(傾聴)」と「沈黙を恐れない姿勢」を身につけます。
受講後の成果(学習目標)
- スタイルの拡大: 一方的な「指示命令型」だけでなく、部下を支援する「コーチ型」のマネジメントができるようになる。
- 時間創出: 部下が自分で考えて動くようになるため、管理職が細かく指示出しをする時間が減り、本来の業務に集中できる。
- 信頼関係: 「話を聞いてくれる上司」としての信頼が得られ、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)の質が向上する。
開催概要
- 対象者: 課長、係長、チームリーダー、OJT指導員
- 標準学習時間: 6時間(演習・ロールプレイング中心)
- 参考価格:
- 受講料目安: 25,000円~ / 名 (5名様以上)
標準カリキュラム
- なぜ今、コーチングなのか
- 「正解のない時代」に求められる自律型人材
- ティーチング(教える)とコーチング(引き出す)の決定的な違い
- コーチングの3大基本スキル
- 【傾聴】部下が話しだす「ペーシング」と「バックトラッキング」
- 【承認】評価(Good/Bad)ではなく、事実と存在を認める
- 【質問】「なぜ(Why)」ではなく「何を(What)」で未来を問う
- 思考を整理する「GROWモデル」の活用
- 目標設定からアクションプラン策定までの流れ
- 行き詰まった時の「打開する質問」
- 【演習】部下の課題解決コーチング実践
- 実際の部下を想定したロールプレイング
- 「沈黙」の扱いに慣れるトレーニング
- 現場での活用タイミングと継続のコツ
- 1on1ミーティングでの活用法
- ショートコーチング(立ち話での3分コーチング)
銀行・商工会・研修ご担当者様へ
「プレイングマネージャーで忙しすぎて、部下を育てる時間がない」という管理職にこそ受けていただきたい講座です。 コーチングは、時間をかけることではありません。「問いかけ」を変えるだけで、部下の意識を「やらされ仕事」から「自分事」へと変える、最も効率的なマネジメント手法です。