人が辞めない会社を作る「組織風土改革」実践セミナー
「給料を上げても、なぜ社員が辞めるのか?」 穴の空いたバケツに水は溜まりません。定着率を劇的に改善する、“目に見えない資産”の作り方。
講座の背景と目的
「採用してもすぐに辞めてしまう」「若手が育つ前に流出する」。 人口減少時代において、社員の離職は経営上の最大のリスクです。実は、退職理由の多くは「給与」ではなく、「人間関係」や「やりがいの欠如」といった組織風土(カルチャー)にあります。
本講座は、離職の根本原因となる「悪い組織風土(心理的安全性がない、称賛がない、ビジョンがない)」を診断し、社員が「この会社で働き続けたい」と感じる風土へ変革するための実践セミナーです。「関係の質」を高めることで、結果として業績も向上するメカニズムを学びます。
本講座の3つの特徴
1. 【理論】ダニエル・キムの「成功循環モデル」
MITのダニエル・キム教授が提唱した「組織の成功循環モデル」をベースにします。 多くの企業は「結果(業績)」を求めすぎて、「関係(人間関係)」を悪化させ、かえって業績を下げる「バッドサイクル」に陥っています。遠回りのようでいて、まず「関係の質」を高めることが、思考・行動を変え、持続的な成果を生む「グッドサイクル」への近道であることを体系的に理解します。
2. 【診断】組織の健康状態を数値化する
「風通しが悪い気がする」という感覚を、チェックリストを用いて数値化(可視化)します。
- 挨拶や雑談はあるか?
- 悪い報告ほど早く上がってくるか?
- お互いの強みを知っているか? これらを客観的に診断することで、自社のボトルネックを特定します。
3. 【仕組み】「称賛」を文化にする仕掛け
精神論だけでなく、具体的なツールを導入します。 手書きのメッセージで感謝を伝え合う「サンクスカード」、会議の冒頭で良いニュースを共有する「Good & New」、金銭以外の報酬を与える「社内表彰制度」など、承認と称賛を日常業務に組み込む仕組み作りを指導します。
受講後の成果(学習目標)
- 原因特定: 自社の離職の真因(エンゲージメント低下の原因)が、制度にあるのか、コミュニケーションにあるのかを特定できる。
- 定着率向上: 心理的安全性が確保され、社員が安心して発言・行動できる土壌が整うことで、離職率が低下する。
- 生産性向上: 相互支援の文化が生まれ、チームワークが高まることで、組織全体の生産性が向上する。
開催概要
- 対象者:
- 経営者、人事責任者、部門長
- 離職率が高く、常に採用活動をしている企業
- 若手社員が3年以内に辞めてしまうことに悩む企業
- 学習時間: 6時間(1日集中コース)
- 参考価格:
- 受講料目安(一般参加): 30,000円 ~/ 名 (6名様より
標準カリキュラム
- なぜ社員は辞めるのか?(退職理由の本音と建前)
- 採用難の時代、「リテンション(定着)」こそが最強の戦略
- 優秀な社員が「静かに退職(Quiet Quitting)」する兆候
- 組織を変える「成功循環モデル」の導入
- 「関係の質」→「思考の質」→「行動の質」→「結果の質」
- 心理的安全性(Psychological Safety)とは何か
- 自社の組織風土診断&ボトルネック発見
- 【ワーク】組織風土チェックリストによる現状分析
- 課題の優先順位付け(対話不足? ビジョン不足?)
- 「承認」と「称賛」の文化を作る具体的な仕掛け
- サンクスカード運用の成功・失敗事例
- 1on1ミーティングによる「対話」の習慣化
- 承認欲求を満たす非金銭的報酬のデザイン
- 明日から始める「風土改革」アクションプラン
- 「やめること」と「はじめること」の宣言
- 経営者自身のコミットメント