RPAとは

 RPA (Robotic Process Automation)は、「ロボティック・プロセス・オートメーション」の略で、企業の日常的な業務プロセスを自動化する技術のことを指します。具体的には、人間が行っている単純作業や反復的な作業をソフトウェアロボットが自動で行うことができます。

 たとえば、データの入力や移行、表計算、メールの送受信、報告書の作成などの作業があります。これらの作業は時間がかかる上に、ミスも起きやすいですが、RPAを導入することで作業時間を大幅に短縮したり、ミスを減らすことが可能となります。

 RPAのメリットは、人間が行っている時間のかかるルーチンワークを自動化することで、従業員がより価値の高い作業に集中できるようになる点です。また、24時間365日無休で作業を続けられ、労働力不足の解消や業務効率の向上にも寄与します。

 それでも、RPAは単に作業を自動化するだけのものではありません。AIと組み合わせることで、より複雑なタスクも自動化することができ、企業のデジタルトランスフォーメーションを進める一翼を担う技術となっています。